不只是「被動」的日語受身!――⑵

不只是「被動」的日語受身!――⑵

認識「受身動詞‧受身形」――⑴後篇。
在認識受身形的基本概念後,這篇將稍微詳盡瞭解「日本語受身文」之變化。


目次

「受身文」何時用?  

「直接受身」之動作者助詞

「受身文」之動詞限制 


⒈「受身文」何時用?

⑴觀點與立場

主動句與被動句最大分別在於主語視點的不同

  • 太郎君は先生に褒められた。

比起執行動作的「先生」,「太郎君」才是聚焦點。

另外,當以話題提及被動句主語時,多以助詞「」而非「が」表示(→主題化)。

⑵主語之統一

日語在複文的情況下前後句一般主語一致,而受身文能使其維持同一主語

  • 私は褒められると、(私は)顔が赤くなってしまうのだ。

前文之主動句動作主語為非特定多數人,轉換為被動文後前後句主語便能維持一致。

⑶非特定人物之動作

如原主動句之主語為非特定人物非特定多數人,比起主動句,以被動句表示更為自然:

  • あの歌は令和になった現在でも広く歌われている。

上句原主語為「多くの人」,亦即非特定多數人。不確定主語時以被動表示,此用法與英文的Passive Voice概念一致。


⒉「直接受身」之動作者助詞

首先,直接受身文之原主動句基本句式如下:

  • Aが Bを v.
  • Aが Bに n.を v.

分為有直接受詞B(通常為人物)、以及直接受詞之名詞(通常為物件)外的間接受詞B。

基本句式下的受身文的確為「BがAに(n.を)v.受身形」,但「B」所接續之助詞並非必定為「に」格,還有更適合的「から」或「によって」。

⑴に

一般情況下的原主動句主語助詞以「に」表示:

  • 太郎君は母叱られた。
  • 佐藤さんは部長仕事を頼まれた。
  • 彼は多くの人愛されている。

⑵から

➀使用「から」的情況分為2種,其一是「に」「から」共通(一般為與感受相關帶有方向性之動詞):

  • 彼は多くの人<に・から>愛されている。
  • 道で外国人観光客<に・から>話しかけられて、びっくりした。

②當原主動句為「AはBにn.をv.」之形式,且為「送る、渡す、与える」等動詞時,轉為受身文時則只能使用「から」:

  • 知らない人から(私に)手紙を渡されたの。

省略的「に格」表示了名詞(手紙)傳送的方向,亦即是「私」,而原主動句主語則以「から」表示物件的來源

⑶によって

「によって」則用於具生產性之動詞,如「作る・建てる・書く・描く」。

  • これは葛飾北斎によって描かれた浮世絵だ。
  • 電話はベルによって発明された。

⒊「受身文」之動詞限制

儘管根據詞尾變化,所有動詞都能轉換成受身形,但並非所有動詞都能以受身形使用。

⑴直接受身

主動句受身句
母が太郎君を叱った太郎君が母に叱られた
部長が佐藤さんに仕事を頼んだ佐藤さんが部長に仕事を頼まれた
花子が太郎に告白した太郎が花子に告白された
知らない人が私に話しかけた私が知らない人に話しかけられた

由上表可見,在「直接受身」下必須為他動詞才能構成受身句,亦即「Aが Bを v.」的形式。(※「を」並非表示通過點或離開點之情況)

另外值得一提的是,具他動詞性質之動詞(「Aが Bに v.」)亦能轉為直接受身句,並以主動句之に格」作為主語(見3、4句)。

⑵所有物受身

主動句受身句
母が太郎君の大切なおもちゃを捨てた太郎君が母に大切なおもちゃを捨てられた
誰かが佐藤さんのを踏んだ佐藤さんが誰かに足を踏まれた
先生が私の息子を褒めた私が先生に太郎君を褒められた

情況基本與同直接受身,須為他動詞方可轉為所有物受身句,差別在於主語並不與原句對應

如前篇『認識「受身動詞‧受身形」――⑴』所述,部分所有物受身亦能以直接受身的形式表達,但一般不包含身體部位,亦即沒有以下說法:

  • 佐藤さんの足が誰かに踏まれた。

⑶間接受身

關聯主動句受身句
が降った太郎君が雨に降られた
赤ちゃんが泣いた佐藤さんが赤ちゃんに泣かれた
弟がさっき買ったケーキを食べた私が弟にさっき買ったケーキを食べられた

間接受身因表示「困擾行為」的意思(又稱「迷惑受身」),故並無他動詞之限制

※當中,亦有部分動詞不會在間接受身在內的所有受身文中出現:

  • 自發性動詞:見える・聞こえるなど
  • 本身具有「接受」意思之動詞:教わるなど
  • 表示可能之動詞:できる・可能動詞
  • 不對他人造成影響之動詞:ある・要るなど

参考リスト

庵功雄・高梨信乃・中西久実子・山田敏弘『初級を教える人のための日本語文法ハンドブック』
「受け身とは?国語の受け身をわかりやすく解説」『記事ブログ』https://xn--3kq3hlnz13dlw7bzic.jp/passive-voice/
仁子真裕美「直接受身・間接受身・持ち主の受身の文法③」『日本語教師の広場』https://www.tomojuku.com/blog/passive/passive-4/

写真素材
(C)TheJapanFoundation

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